こんにちは。S塾長です。
中学3年生の夏休み明け~冬休み前の期間は、実力テストを受ける機会がたくさんあります。
実力テストは、単に「何点だった」「何番だった」と確認するだけのものではありません。
高校入試では、これまでに学習した内容が幅広く出題されます。
そのため、実力テストは「高校入試に向けて、自分の今の力を確認するテスト」「学力アップのために足りない部分はどこなのか確認するテスト」として活用することが大切です。
間違えた問題をそのままにしない
テストが返ってきたら、まず間違えた問題を確認しましょう。
ここで大切なのは、答えを見て終わりにしないことです。
「なぜ間違えたのか?」
を考えてみましょう。
例えば、
- その単元を覚えていなかった
- 解き方が分からなかった
- 計算ミスをした
- 問題文を読み間違えた
- 時間が足りなかった
など、間違いにはさまざまな原因があります。
「入試で取れるはずの点」を確認する
中3生は、特に「本当は取れたはずの点」を意識しましょう。
例えば、数学で80点取れる力があるのに、計算ミスで5点失って75点だったとします。
この場合、5点分は「新しいことを勉強しなければ取れない点」ではありません。
ミスを減らすことで取れる点です。
高校入試では、こうした数点の積み重ねが大切になります。
間違えた問題をもう一度解く
見直しをするときは、解説を読んで「分かった」で終わらせないようにしましょう。
一度解説を確認したら、何も見ずにもう一度解いてみます。
自分の力だけで正解できれば、その問題は一歩前進です。
反対に、もう一度解いてもできなければ、まだ練習が必要です。
「分かる」ではなく「自分で解ける」
というところまで持っていきましょう。
入試に向けて「苦手な単元」を見つける
実力テストは、これまで学習した内容が幅広く出題されます。
だからこそ、自分の苦手な単元を見つけるための材料になります。
例えば、
「数学の方程式でよく間違える」
「英語の長文になると時間が足りない」
「理科の計算問題が苦手」
などです。
苦手なところが分かったら、入試までの勉強で重点的に復習しましょう。
「次の実力テスト」ではなく「入試」を意識する
中3生にとって、実力テストは一回一回の点数だけを競うものではありません。
最終的な目標は高校入試で力を発揮することです。
今回の実力テストで、
「計算ミスが多かった」
「英単語を忘れていた」
「長文を読むのに時間がかかった」
ということが分かったなら、それを入試までに改善していけばいいのです。
実力テストを「自分の弱点を教えてくれるテスト」と考えてみましょう。
次の勉強を具体的に決める
見直しをしたら、次に何を勉強するのかを決めましょう。
例えば、
数学
→ 間違えた計算問題を毎日解く
英語
→ 英単語を復習する
→ 長文問題を定期的に解く
理科・社会
→ 間違えた単元の用語や知識を覚え直す
というように、具体的な勉強につなげます。
「次は頑張る」だけではなく、「何をするのか」まで決めることが重要です。
まとめ
中学3年生にとって、実力テストは高校入試に向けた重要な練習です。
テストが返ってきたら、
① 間違えた問題を確認する
② 間違えた原因を考える
③ もう一度自分で解く
④ 苦手な単元を見つける
⑤ 次に何を勉強するか決める
という流れで見直しましょう。
実力テストで大切なのは、点数だけを見ることではありません。
「今の自分には何が足りないのか」
「入試までに何をできるようにすればいいのか」
を見つけることです。
実力テストの見直しを、入試に向けた勉強のスタートにしましょう。
一回のテストで一つずつ弱点を減らしていけば、入試本番で得点できる力につながっていきます。
私の塾では、希望制ではありますが実力テストの見直しを担当講師と一緒にやらせています。この見直しを通して、これまでできなかったことができるようになる、すなわち、成績が上がる、ことを実現してもらっています。
同様のやり直しを、外部模試(大阪府では五ツ木模試が主でしょうか)でもぜひ行ってください。
そうすることで、学力が上がる→志望校合格に近づく、ことができるでしょう。

