こんにちは。S塾長です。
中学3年生の皆さんは、高校について考える機会が爆増していることと思います。
「どこの高校を受験しよう?」
「自分の成績なら、どの高校に行けるんだろう?」
「友達はどこの高校を受けるのかな?」
いろいろなことが気になると思います。
高校選びは、これからの3年間を過ごす場所を決める大切な選択です。
だからこそ、
「偏差値が高いから」
「友達が行くから」
「家から近いから」
だけで決めてしまうのは、少しもったいないかもしれません。
今回は、中学3年生のみなさんに、高校を選ぶときに考えてほしいことを紹介します。
まず「高校で何をしたいか」を考えよう
高校を選ぶとき、最初に考えてほしいのは、
「高校に入ったら何をしたい?」
ということです。
例えば、
- 部活動を頑張りたい
- 大学進学を目指したい
- 将来の仕事につながる勉強をしたい
- 資格を取りたい
- 学校行事を楽しみたい
- 得意な教科をさらに伸ばしたい
- 新しいことに挑戦したい
など、人によって高校生活の目標は違います。
「高校に合格すること」は大切です。
でも、合格したところで終わりではありません。
高校に入ってからの3年間をどう過ごしたいか。
ここから高校選びを始めてみましょう。
「偏差値が高い=自分に合う高校」ではない
高校を調べていると、どうしても「偏差値」が目に入ります。
もちろん、偏差値は高校選びに必要な情報です。
自分の現在の学力と、志望校の難易度を比較するために役立ちます。
でも、
偏差値が高い高校なら、必ず自分に合っているのでしょうか?
そうとは限りません。
例えば、
「部活動を3年間頑張りたい」
という人と、
「大学受験に向けて勉強を頑張りたい」
という人では、理想とする高校生活が違います。
大切なのは、
「どのくらいの偏差値の高校か」
だけではなく、
「その高校で自分は何をしたいのか」
です。
学校説明会に行ってみよう
高校を選ぶなら、できるだけ実際に高校を見てみましょう。
パンフレットやホームページを見るだけでは分からないことがあります。
実際に学校へ行くと、
- 校舎の雰囲気
- 通っている生徒や教えている先生の雰囲気
- 授業の様子
- 部活動
- 学校行事
などを見ることができます。
そして、
「自分がここで3年間過ごしたら、どうなるかな?」
と考えてみてください。
「この学校、なんとなく好きだな」
「ここなら頑張れそう」
という感覚も、高校選びでは大切です。
大学進学を考えるなら「合格実績」だけを見ない
大学進学を考えている人は、高校の大学合格実績を見ることがあるでしょう。
もちろん、これは重要な情報です。
でも、
「○○大学に何人合格した」
だけで高校を判断するのはおすすめしません。
例えば、
- 授業はどのように進むのか
- 放課後講習はあるのか
- 長期休暇の講習はあるのか
- 自習できる場所はあるのか
- 進路相談はどのように行われるのか
なども確認しましょう。
同じ「大学進学に力を入れている高校」でも、学習環境はそれぞれ違います。
「通学時間」も意外と重要
高校選びでは、通学時間も考えてみましょう。
例えば、
片道30分の高校
と
片道1時間30分の高校
では、毎日の生活が大きく変わります。
もちろん、遠くても「この高校に行きたい!」と思えるなら、それも立派な選択です。
ただ、
「朝何時に家を出るのか」
「部活動が終わったら何時に帰宅するのか」
「電車やバスの乗り換えはあるのか」
などは、事前に確認しておきましょう。
部活動をやりたい人は「3年間続けられるか」を考える
「高校でも部活動を続けたい!」
という人も多いでしょう。
その場合は、
- 活動日数
- 活動時間
- 部員数
- 大会への参加状況
- 自分がやりたい活動ができるか
などを調べてみましょう。
そして、
「この部活で3年間頑張れそう?」
と考えてください。
「強いから入りたい」
だけではなく、
「自分が楽しく続けられるか」
という視点も大切です。
「行ける高校」ではなく「行きたい高校」を考えよう
高校選びで一番大切にしてほしいのは、
「自分はどの高校に行きたいのか」
ということです。
もちろん、
「行きたい高校ならどこでもいい」
という意味ではありません。
自分の学力。
入試科目。
通学時間。
高校の教育内容。
部活動。
将来の進路。
いろいろな条件を考える必要があります。
でも、
「今の成績で行けそうだから」
という理由だけで決めるのではなく、
「ここに行きたい。そのために今から頑張ろう」
という高校を見つけてほしいと思います。
迷ったら、この5つを比べてみよう
志望校候補がいくつかあるなら、次の5項目を書き出して比較してみましょう。
① 学習
どんな授業をしている?
② 部活動
やりたい部活動がある?
③ 学校生活
学校行事や校風は自分に合いそう?
④ 進路
卒業後、自分が考えている進路につながりそう?
⑤ 通学
毎日無理なく通える?
そして最後に、
⭐「この高校で3年間頑張りたい?」
と自分に聞いてみましょう。
高校選びと受験勉強はセットで考えよう
高校を決めることと、受験勉強を始めることは別々ではありません。
「この高校に行きたい」
と決めたら、
「では、そこに合格するためには何をすればいいのか?」
を考えます。
例えば、
「数学であと15点必要」
なら、
「計算問題で確実に点を取れるようにする」
「関数を重点的に勉強する」
「過去問で時間配分を練習する」
など、具体的な勉強に変えていくことができます。
志望校が決まると、勉強の目的もはっきりします。
まとめ 高校選びは「自分の3年間」を選ぶこと
高校選びでは、偏差値も大切です。
でも、それだけではありません。
「高校で何をしたいのか」
「どんな高校生活を送りたいのか」
「卒業後はどうしたいのか」
を考えてみてください。
そして、
「この高校に入ったら、自分はどんな3年間を過ごすだろう?」
と想像してみましょう。
高校受験は、
「入れる高校を探す」だけのものではありません。
「自分が行きたい高校を見つけ、そこに向かって努力する」
ことも、高校受験の大切な意味です。
まだ志望校が決まっていなくても、焦る必要はありません。
いくつかの高校を調べて、実際に見て、比べて、家族や先生とも相談してください。
そして最後は、
「ここで頑張りたい!」
と思える高校を見つけてください。
その高校に向かって、今日から一歩ずつ勉強を進めていきましょう。

