こんにちは。S塾長です。
中学1年生の英語を勉強していると、
「1人称って何?」
「3人称単数ってどういう意味?」
という言葉が出てきます。
最初は少し難しく感じるかもしれません。
でも、人称の考え方はそれほど難しくありません。
ポイントは、**「誰のことを話しているのか」**です。
1人称=「自分」のこと
まず、1人称は「自分」のことです。
例えば、
私は英語を勉強します。
と言う場合、「私」は自分のことなので1人称です。
英語では、
I
を使います。
例えば、
I play tennis.
なら、
「私はテニスをします。」
という意味です。
「自分のことを話している」
→ 1人称
と覚えておきましょう。
ちなみに、「私たち」も自分を含んでいるので1人称です。
we=私たち
です。
2人称=「相手」のこと
次に、2人称です。
2人称は、話している相手のことです。
日本語なら、
「あなた」
「あなたたち」
などにあたります。
英語では、
you
を使います。
例えば、
You play tennis.
なら、
「あなたはテニスをします。」
という意味です。
相手について話している
→ 2人称
と覚えましょう。
ちなみに、英語の you は、
「あなた」
にも
「あなたたち」
にも使います。
3人称=「自分でも相手でもない人・もの」
ここが少し難しいところです。
3人称は、
「自分でもない」
「話している相手でもない」
人やもののことです。
例えば、
Tom plays tennis.
という文があったとします。
話している「自分」でもなく、話しかけている「あなた」でもありません。
Tomという別の人について話しています。
だから、Tomは3人称です。
他にも、
- he=彼
- she=彼女
- they=彼ら・彼女ら・それら
- Tom
- my mother
- the dog
なども3人称になります。
「3人称単数」とは
中学1年生の英語で多くの方が混乱するのが、
3人称単数
です。
名前の通り、
3人称 + 単数
です。
「自分でも相手でもない、1人・1つ」
と考えるとわかりやすいでしょう。
例えば、
he
she
Tom
my father
the dog
などです。
そして、現在の一般動詞の文では、3人称単数が主語になると、動詞に s や es がつくことがあります。
例えば、
I play tennis.
では、
I=1人称
なので、
play
です。
ところが、
Tom plays tennis.
では、
Tom=3人称単数
なので、
plays
となります。
ここは中学生が非常によく間違えるポイントです。
比べてみよう
人称を理解するために、2つの文を比べてみましょう。
I play soccer.
「私はサッカーをします。」
Iは1人称なので、
play
です。
Ken plays soccer.
「ケンはサッカーをします。」
Kenは3人称単数なので、
plays
になります。
つまり、
I play
You play
Ken plays
という違いがあります。
「3人称=3人」という意味ではない
ここも注意してください。
「3人称」という言葉を見ると、
「3人の人のこと?」
と思うかもしれません。
違います。
人称は、何人いるかを表している言葉ではありません。
「誰の立場から話しているか」を表しています。
例えば、
Ken plays soccer.
では、Kenは1人ですが、3人称です。
「3人称」という名前でも、3人いるという意味ではありません。
人称を表にするとこうなる
| 人称 | どんな人? | 代表的な代名詞 |
|---|---|---|
| 1人称 | 自分 | I / we |
| 2人称 | 相手 | you |
| 3人称 | 自分でも相手でもない人・もの | he / she / they など |
まずは、この表を覚えておきましょう。
そして、一般動詞の現在形では、
3人称単数 → 動詞にs・esがつくことがある
ということも重要です。
英語の文を見たら「誰の話?」を考えよう
英語の問題で迷ったら、いきなり動詞を見るのではなく、
「主語は誰?」
と考えてみましょう。
例えば、
例題:「私の兄は毎日テニスをします」という意味になるよう、次の英文の空欄に単語を補いなさい
My brother ___ tennis every day.
なら、
「主語は誰?」
↓
My brother
↓
自分でも相手でもない
↓
3人称
↓
1人なので
3人称単数
と判断できます。
だから、
My brother plays tennis every day.
となります。
人称は「動詞の形」を決める重要なポイント
中学1年生では、一般動詞の文をたくさん勉強します。
そのときに、
「playなのかplaysなのかわからない」
ということが起こります。
そんなときは、
① 主語を探す
↓
② 何人称か考える
↓
③ 1人・1つなのか考える
という順番で考えてみましょう。
特に、
he・she・Tom・my father・the dog
などが主語になっているときは、
「3人称単数かな?」
と考える習慣をつけてください。
まとめ
英語の「人称」は、難しそうな言葉に見えますが、基本は、
1人称=自分
2人称=相手
3人称=自分でも相手でもない人・もの
です。
そして、特に、
3人称で単数の人・ものが主語の場合(いわゆる3人称単数)
が重要です。
一般動詞の現在形では、
I play tennis.
に対して、
Tom plays tennis.
のように、3人称単数では動詞の形が変わることがあります。
英語の文を見たら、まず、
「主語は誰?」
と考えてみましょう。
人称がわかるようになると、英語の文の仕組みが少しずつ見えてきます。
「3人称単数だからs!」
と丸暗記するだけではなく、
「Tomは自分でも相手でもない1人の人だから、3人称単数」
と考えられるようになることが大切です。
